扇子山の紹介


扇子山の紹介

扇子山の魅力

扇子山へのアクセス









    


































扇子山の紹介



北側の竜泉寺町から見た扇子山(正面奥)
扇子山(桑谷山)は愛知県岡崎市の南に位置する標高400mほどの低山です。 北から重なるように続いてきた三河の山々もそろそろ終わりになる、そんな南の端にあります。
展望台は東西に伸びる扇子山(桑谷山)の稜線上にあります(注)。標高409mの展望台からの眺望は良く、特に南北と大きく視界が広がっています。 北東から東にかけては幾重にも重なり合う三河の山々を目にすることができます。
南東は、五井山の影からのびた渥美半島が三河湾を大きく抱えています。そしてすぐ眼下には蒲郡の市街地が広がっています。南西に目を向ければ、遠く紀伊半島を望むことができます。西側は、展望台の林縁から尾根となって遠望峰山へと続いています。

展望台より東側を望む。

 西側の展望
遠く北西には鈴鹿の山々や養老山地をバックに濃尾平野から三河平野へと街並みが広がっています。そしてすぐ北側に岡崎の市街地を見渡すことができます。西側は、展望台の林縁から尾根となって遠望峰山へと続いています。

展望台より北側を望む。岡崎の市街地が広がる。

南側には蒲郡市の街が見える。さらにその奥には三河湾、渥美半島を望むことができる。
注: 展望台は桑谷山の稜線上にあります。一般的に扇子山と知れ渡っている為、あえて扇子山としてあります。補足として桑谷山展望台としてあります。実際の扇子山は少し東側に位置します。

















                        
扇子山の魅力
                     

山腹より湧き上がるノスリ
タカの渡りといえば伊良湖岬があまりにも有名ですが、ここ扇子山においてもタカの渡りを観察することができます。タカ類の観察は秋期、9月中旬から10月下旬が適しています。時間は午前中が良いでしょう。出現するタカ類の数は伊良湖には到底及びませんが、ここではの魅力というのもあります。それは例えば、見上げることなく目線から平行に滑空していくタカたちの姿を追ったり、樹林の向こうから不意に飛び出したサシバがすぐ近くに現れ、あわてて飛び去っていったり。また、ハリオアマツバメが急接近してシュシュシュシュシュという風を切る羽音を残して飛び去ったりと・・・。
渡りの時期とはいえ、早朝から彼らが現れるのを待ってもまったく姿を見ることができない、そんなことがあるのも事実です。
しかし、そんな時は林縁部に目を向けてみるのも良いかもしれません。
エナガ、ヤマガラ、シジュウカラなどのカラ類の混群が顔を出してくれるでしょう。 

縁部に現れたキビタキ雌

アサギマダラも羽を休める。
留鳥のホオジロや渡り途上のサメビタキ類にも会えることでしょう。また、思いもかけない鳥が現れるかもしれません。
岡崎市街地から車を使えば30分ほどという利便性も近郊から訪れる人には魅力となっています。


展望台での観察は遮るものがないので、時期に応じてじゅうぶんな暑さ対策、防寒対策が必要です。
                              






















 扇子山へのアクセス

扇子山へは公共交通機関の直接のアクセスはなく、マイカーでの利用が主となります。公共交通機関を利用する場合は、最寄の名鉄本宿駅からタクシー利用が良いでしょう。桑谷園地駐車場まで15分ほどです。駐車場から徒歩10分ほどで展望台に到着します。
また、北側の桑谷町からはハイキング道も整備されており、駐車場から50分ほどで展望台に着くことができます。

展望台東側 桑谷園地駐車場の住所   岡崎市山綱町扇子山 284 

展望台周辺地図 URL
https://mapfan.com/map?c=34.86946740761205,137.2274783771921,16&s=std,pc,ja 

 









         
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